離婚の原因と気持ちの変化|性格の不一致・価値観の違いから学んだこと

お疲れ様です、ichiです。​

このブログ「ふたたび暮らし」は、私自身の人生の転機や日々の暮らしを記録していく場所です。
離婚や住まいの変化など、人生のなかで大きな節目を迎えたときに、もう一度ゼロから暮らしを見つめ直そうと思ったことがきっかけで名付けました。

そこで今回は、「離婚」について私なりに感じたことをまとめてみました。

目次

はじめに

結婚は人生において大きな節目のひとつですが、必ずしもすべてが順調に進むとは限りません。
私自身も約7年の結婚生活を経て離婚を経験しました。

この記事では、離婚の原因となった性格や価値観の不一致、結婚生活の中で抱いた気持ち、そして離婚後に感じたことを率直に振り返りたいと思います。

同じように悩んでいる方や、これから結婚を考える方の参考になれば幸いです。

離婚の主な原因

離婚に至るまでの理由は、人それぞれ。

私が離婚することになった原因をまとめてみました。

性格の不一致

よく聞く「性格の不一致」という言葉。
実際に経験してみると、その重みが分かります。

交際期間の3年からすでに喧嘩が多く、お互いに意見を譲らないことがありました。
小さな習慣や考え方の違いが積み重なると、やがて大きな溝になっていきます。

「こうしてほしい」
「なぜ分かってくれないのか」

という思いが強まり、次第に関係はぎこちなくなっていきました。

性の不一致

結婚生活を続ける上で、性の不一致も避けられない課題のひとつでした。
お互いの欲求や感覚に差があると、それが心の距離にも影響を与えます。

表立って話し合いにくいテーマであるため、なおさら解決が難しく、いつしか「触れられない問題」となってしまいました。

価値観の違い

お金の使い方、将来の考え方、生活スタイルなど、価値観の違いも離婚の原因となりました。

たとえば休日の過ごし方ひとつでも、「外に出てアクティブに過ごしたい」か「家でゆっくりしたい」かで意見が割れると、どちらかが我慢を強いられます。

その積み重ねが不満となり、やがて溝を深めてしまいました。

会話の不成立

結婚生活において、もっとも大切だと感じたのは「会話」でした。
私自身、会話が苦手でよくそのことについて言われていました。

次第に建設的な会話ができなくなり、話し合いをしても感情的になってしまうことも増えました。

お互いに理解しようとする姿勢が欠けていくと、ただ一緒に暮らしているだけの関係に近づいてしまいます。

子供ができなかったことによるストレス

もうひとつ大きな要因となったのが、子供ができなかったことへのストレスです。

結婚生活を続ける中で自然と「子供はまだか」と周囲から聞かれることもあり、そのたびに心が重くなりました。
お互いに責めているわけではなかったのですが、どこかに「どうして自分たちだけ」という焦りや劣等感がありました。

子供のいない未来をどう描くのか話し合う機会も少なく、その不安が夫婦の関係に影を落としました。

結果的に、二人だけの生活に喜びを見いだすよりも、「満たされないもの」を意識する時間が増えていったのです。

離婚を決断するまでの気持ち

離婚といっても、そう簡単にできるほど単純な話ではありません。
私の場合は、それだけ覚悟を必要でした。

「我慢すればうまくいく」と思っていた

結婚当初は、「夫婦なんだから我慢も必要」と思っていました。

多少の喧嘩や不一致は乗り越えられると信じていましたが、年を重ねるごとにその我慢が積み重なり、自分らしさを失っていく感覚がありました。

衝突の繰り返しで心が疲れていった

喧嘩をして仲直りすることもありましたが、同じことを繰り返すうちに「どうせまた同じことになる」という諦めが芽生えました。

努力しても変わらない現実に直面すると、少しずつ心が疲弊していきます。

「離婚」が頭をよぎった瞬間

日常生活の中で、ふと「この関係を続ける意味があるのだろうか」と考えることが増えました。

最初は一時的な感情だと思っていましたが、その疑問は消えるどころか大きくなっていきました。
やがて「離婚」という選択肢が現実味を帯びていったのです。

離婚を選んでから感じたこと

離婚後の気持ちは、どうなのでしょうか。

これも人それぞれ。
開放的になる人もいれば、ひどく落ち込む人もいると思います。

解放感と同時に襲う喪失感

離婚が成立した直後は、「これでやっと自由になれた」という解放感がありました。

しかし同時に、7年間築いてきた生活が一瞬で消えた喪失感も大きく感じました。
慣れ親しんだ日常や、共有してきた思い出がなくなることは想像以上に心に堪えます。

孤独と向き合う時間

結婚生活では当たり前にあった「ただいま」「おかえり」のやり取りもなくなり、一人で暮らす寂しさを実感しました。

しかしその孤独と向き合う時間が、自分自身を見つめ直す大切なきっかけにもなりました。

自分の人生を取り戻す感覚

離婚後、少しずつ自分の時間ややりたいことに目を向けられるようになりました。

結婚生活の中で抑えてきた趣味やチャレンジを再び始めることで、「自分らしさ」を取り戻す感覚がありました。
結果的に、離婚は後悔ではなく、新しい一歩につながったと感じています。

離婚から学んだこと

「話し合い」の大切さ

離婚を経験して痛感したのは、お互いに率直に話し合うことの重要性です。

小さな違和感を放置せず、その都度伝え合うことで関係は変わっていたかもしれません。

無理に合わせすぎない

結婚生活では相手に合わせることも必要ですが、無理をしすぎると自分が壊れてしまいます。

自分の気持ちを大切にしながら関係を築くことが、長続きの秘訣だと学びました。

離婚は「失敗」ではない

かつては、離婚を「失敗」だと感じていました。

しかし今では、人生の一部であり、学びの過程だと思えるようになりました。
離婚を通じて、自分にとって大切なものが何かを知ることができたのです。

まとめ

約3年の交際と7年の結婚生活を経て、私は性格の不一致・性の不一致・価値観の違い・会話の不成立・子供ができなかったことによるストレスを理由に離婚を選びました。

そこに至るまでの葛藤や、離婚後の孤独と再出発の体験は、今の自分にとって大きな財産です。

もし同じように悩んでいる方がいるなら、「離婚=失敗」ではなく、「新しい人生の始まり」と考えてみてください。

誰かと生きる道も、自分一人で歩む道も、どちらも立派な選択肢です。

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この記事を書いた人

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