お疲れ様です、ichiです。
長年使ってきた縦型洗濯機。
特に不満があったわけではなく、「洗濯といえば縦型」という固定観念もありました。
しかし、三交代勤務という生活の中でどうしてもストレスを感じていたのが「洗濯のタイミング」でした。
夜勤明けに帰宅すると、昼間から洗濯物を干す元気がない。
逆に夜勤に行く前に洗濯をしても、深夜に洗濯物を干すのは音や近所迷惑が気になる。
休日にまとめて干すと、部屋が洗濯物だらけになって気分が下がる…。
こうした小さなストレスが積み重なり、「乾燥まで自動でできるドラム式なら解決するのでは?」と思ったのがきっかけでした。
そして今回選んだのが Panasonicのドラム式洗濯乾燥機 LX125D です。
価格やサイズ、洗剤自動投入、ヒートポンプ乾燥、そしてパナソニックというメーカーへの信頼感。
総合的に見て、「自分の暮らしに合うのはこれだ」と決断しました。
ここからは、縦型からドラム式に変えて感じたメリットとデメリット、そしてLX125Dを選んだ理由を詳しくお話ししていきます。
セットで読むと効果的!

縦型からドラム式に変えて感じたメリット
乾燥まで全自動でできる便利さ

ドラム式最大のメリットは、やはり 「洗濯から乾燥まで全自動」 という点です。
ボタンを押せば、数時間後にはふんわり乾いた衣類が取り出せる。
縦型のときは、洗濯が終わったらすぐに干さないと臭いが気になる。
外干しすれば天気に左右されるし、部屋干しすると湿気や生乾き臭が発生する…。
これらの悩みが一気に解消されました。
特に夜勤から帰ってきた朝。
疲れ切っているときに「干さなくていい」というのは想像以上に大きな解放感でした。
夜間洗濯のストレスから解放

三交代勤務の生活では、洗濯の時間を選ぶのが本当に難しいです。
「今から洗濯すると夜中に干すことになるけど、音は大丈夫かな…」と気にしたり、休日にまとめると一気に大量の洗濯物を干す羽目になったり。
ドラム式に変えてからは、夜に洗濯をセットして寝るだけ。
朝起きたら乾いた衣類が待っているので、夜間洗濯のストレスがほぼゼロになりました。
音に関してもLX125Dは比較的静かで、集合住宅でも問題ないレベル。
「ナイトコース」というモードにすれば、深夜に動かしても隣の部屋に響くことはなく、安心して使えています。
衣類がふんわり仕上がる

縦型で洗って天日干しすると、どうしてもタオルがゴワゴワになりがちでした。
ドラム式で乾燥まで仕上げると、タオルがふんわりして気持ちいい。
特にバスタオルはふわっと仕上がるので、使うたびに小さな幸せを感じます。
また、衣類全体がふんわり仕上がるので、肌触りも柔らかくなり、アイロンがけの手間も減りました。
ミニマリスト的メリット(物干し・ハンガーが減る)

ドラム式に変えてから、ミニマリストとしてもうれしい変化がありました。
物干し竿やハンガーを処分できた ことです。
以前は洗濯物を干すためにハンガーが大量に必要でしたが、今は乾燥機能で必要なくなったので、収納もスッキリ。
部屋の景観もシンプルに保てます。
洗濯に関連する道具が減るのは、シンプルライフにとって大きなプラスです。
時間の節約で生活の質が上がる

干す・取り込む・たたむ。
この「干す」と「取り込む」がほぼ不要になっただけで、毎日の家事時間が大幅に減りました。
1回あたり15分~20分の作業が減ると考えると、1週間で2時間以上の節約。
その時間を睡眠や趣味、ブログ執筆・動画編集に充てられるので、生活の質が確実に向上しました。
「家事に追われる毎日から、少し解放される」。
これこそ、ドラム式の最大の価値だと思います。
ドラム式にして感じたデメリット
メリットが多いドラム式ですが、実際に使ってみると「ここは不便だな」と感じる点もありました。
購入を検討している方にとっては、こうしたデメリットを知っておくことが大事だと思います。
本体サイズが大きく設置が大変

まず最初にぶつかったのが、サイズ問題 です。
縦型洗濯機は比較的スリムで、狭いスペースにも設置しやすいのに対し、ドラム式は幅も奥行きも大きめ。
搬入する時に使う玄関や廊下の通路幅を、何度も確認しました。
設置場所の洗濯パンにきちんと収まるかどうか、搬入経路を通せるかどうかが大きなポイントになります。

実際に設置に来た業者が洗濯パンのサイズを最初に測り、「この洗濯パンのサイズでは置けない」と言われました。
私の場合、試しに設置してもらうとギリギリ置けたのでよかったですが、賃貸の洗濯パンだと置けないことも考慮しておかなければなりません。
「買ったけど置けなかった」という話も耳にするので、購入前には必ずサイズ確認が必要です。
洗濯パンや排水口の掃除が困難

ドラム式はサイズが大きく、洗濯パンいっぱいに設置されるケースが多いです。
その結果、排水口や洗濯パンの掃除がとにかくやりにくい。
縦型のときは、多少本体をずらして排水口の掃除ができましたが、ドラム式は重量もあり簡単に動かせません。
(LX125Dは、重量が約80kg)
排水口のゴミ取りや掃除をするには、このままでは不可能。
前方に傾けるか、人を呼んで移動するか…とにかく大変です。
長期間放置するとニオイや詰まりの原因になるので、掃除方法は大きな課題だと感じました。
縦型より価格が高い

もうひとつのデメリットは 価格の高さ です。
縦型なら10万円前後で購入できるモデルも多いですが、ドラム式は20万円以上が当たり前。
LX125Dも例外ではなく、かなりの出費になりました。
(ちょうど新型が発売された時期で、少し安くは買えました)
ただ、乾燥機能や時短効果を考えれば「時間をお金で買う」という感覚に近いと思います。
生活スタイルに合う人にとっては高い買い物ではないですが、「干すのが苦にならない」という人には割高に感じるかもしれません。
稀にシワが気になる衣類もある

ドラム式で乾燥まで仕上げると、基本的にはふんわり仕上がるのですが、一部の衣類では シワが目立つこともあります。
特にシャツや薄手の衣類は、乾燥後にシワが強く残ることがあります。
その場合は、気になる衣類だけ乾燥前に取り出すか、乾燥を短めにして取り出して干すか、アイロンをかける必要があります。
すべての衣類を完璧に仕上げられるわけではない点も、覚えておきたいポイントです。
実際に使ってみた生活の変化
縦型からドラム式に買い替えて、毎日の暮らしは大きく変わりました。
単なる「家電の入れ替え」ではなく、生活そのものを変える投資 だったと感じています。
三交代勤務でも洗濯の自由度が増えた

これまでは夜勤明けや深夜帯に洗濯することにストレスを感じていましたが、ドラム式にしてからは「いつでも洗濯できる」状態になりました。
夜にセットして寝れば、朝には乾いた衣類が揃っている。
朝にセットして出勤すれば、帰宅時には仕上がっている。
勤務形態に左右されず、自由に洗濯できるようになったことで、仕事の疲れを余計に増やすことがなくなりました。
休日に洗濯物がたまらなくなった

以前は平日に洗濯ができず、休日にまとめて干すのが当たり前でした。
結果、部屋中が洗濯物で埋め尽くされ、気分も下がる…。
ドラム式では乾燥まで一気に仕上がるので、平日のちょっとした隙間時間でも洗濯が可能。
休日にまとめる必要がなくなり、部屋がスッキリ保てるようになりました。
これは精神的にも大きなメリットで、休日を「洗濯に追われる日」から「自由に過ごせる日」に変えることができました。
生活リズムに余裕ができた

干す・取り込むという家事が消えただけで、想像以上に心の余裕が生まれました。
「今すぐ干さないと生乾きになる」という焦りがなくなり、洗濯に追われる感覚から解放されたのです。
特に三交代勤務のように不規則な生活では、この余裕がとても貴重です。
家事に縛られず、自由に時間を使えることが、生活の満足度を確実に高めています。
部屋の見た目もスッキリ

洗濯物を干すスペースが不要になったことで、部屋が広くなりました。
以前は部屋干し用のラックや大量のハンガーが生活感を漂わせていましたが、それらを処分できたおかげで、部屋の雰囲気がシンプルで清潔感のある空間に変化。
ミニマリスト的にも、「モノを減らせる」という点でドラム式は大きな武器になります。
ドラム式の課題と工夫
もちろん、使っていく中で課題もあります。
その解決に向けて工夫していることも紹介します。
洗濯パン掃除の工夫

ドラム式は本体が重く動かせないため、洗濯パンの掃除はしにくいです。
私は定期的に掃除用の細長いブラシやハンディ掃除機を使い、手が届く範囲でホコリを取るようにしています。
完全に掃除できなくても「積み重ねない」ことが大切です。
排水口清掃のタイミング

排水口は詰まりやすいので、月に一度は必ず掃除をしています。
本体を動かせないぶん、手を伸ばしてフィルターを外すだけでも効果があります。
ニオイが出始める前に、定期的に対応することが重要です。
シワ対策として気をつけていること

衣類によってはシワが気になるので、
- シャツ類は乾燥を短めで止めてハンガーにかける
- シワになりやすい素材はあえて乾燥を使わない
など、柔軟に使い分けています。
万能ではない分、工夫する余地もあるのがドラム式の特徴です。
これから縦型→ドラム式を検討する人へのアドバイス
もしドラム式の購入を検討している方がいたら、以下のポイントを意識してみてください。
自分の生活スタイルに合うかを確認

「乾燥機能をどれだけ使うか」が最大の分かれ道です。
干す作業が苦にならない人には不要かもしれませんが、私のように不規則勤務で時間が限られている人には圧倒的に便利です。
設置スペースのチェックは必須

購入前には、必ず搬入経路や設置場所のサイズを測りましょう。
特にマンションや賃貸では、玄関や廊下の幅がネックになることがあります。
「乾燥機能を使うか」で価値が変わる

乾燥機能を活用するかどうかで、投資価値は大きく変わります。
「洗濯だけなら縦型でも十分」ですが、「乾燥まで任せたい」ならドラム式は強力な味方です。
長期的に見ると時間とストレス削減につながる

価格は高いですが、長期的に考えると「時間」と「心の余裕」を買う投資です。
数年単位で見れば、決して高すぎる買い物ではないと実感しています。
まとめ:ドラム式は「時間を取り戻す家電」

縦型からドラム式に変えた最大の収穫は、やはり 「時間」と「心の余裕」 です。
Panasonic LX125Dは必要十分な性能を備え、価格と機能のバランスが取れたモデルでした。
ミニマリスト的にも、物干し竿やハンガーを減らせること、部屋がスッキリすることは大きな魅力。
そして、三交代勤務という不規則な生活の中で、洗濯という家事を大幅に軽くしてくれました。
もし今、縦型からドラム式に買い替えるか迷っている方がいるなら、私はこう伝えたいです。
「干す手間から解放されるだけで、生活は驚くほど変わります」
価格やサイズのハードルはありますが、それを超える価値があると実感しています。
あなたの暮らしにも、ドラム式という選択肢をぜひ取り入れてみてください。


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